コラボレーションツール、Slackでチャンネルを削除する方法

コラボレーションツール、Slackでチャンネルを削除する方法をご紹介します。

チャンネルを削除してもメッセージを保存する方法と、チャンネルのメッセージも削除する方法があります。メッセージを保存するかどうかは、大きく分けて2つの理由があります。

1. Slackの無料版では、最近の1万件のメッセージと、最近の90日間のメッセージのみが検索と表示されます。

• もちろん、1万件を超えるメッセージが削除されるわけではありません。有料版に切り替えると表示されます。つまり、Slackのサーバーには保存され、保管されているということです。
• これは、業務上の会話に関する検索で制限をかけることで、Slackを無料版から有料版に切り替えさせようという計画があるようです。
• 過去のメッセージを強制的に削除することも、マクロを作成して削除することもできますが、意味のある業務上の会話を削除することから、有料版に切り替えた方が良いかもしれません。（コミュニティで運営している場合は、有料版への切り替えは難しい...）

2. チャンネルのメッセージを削除しなかった場合は、検索したときに保存されたメッセージが表示されます。

• つまり、（無料版の場合）他のチャンネルのメッセージが検索されにくくなります。
• 例えば、Aチャンネルに5,000件のメッセージ、Bチャンネルに4,000件のメッセージ、Cチャンネルに1,000件のメッセージがある場合、Aチャンネルのメッセージをすべて保存すると、その後Bチャンネルに2,000件のメッセージが蓄積された場合、Aチャンネルのメッセージによって検索の一部ができない可能性があります。もちろん、メッセージの送受信時期の影響は受けますが。
• また、90日経過後も検索結果に表示されなくなるため、かなり時間が経過している場合は（=90日）、保存されたメッセージの表示の可否はそれほど重要ではなく、そのまま保存しておいた方が良いかもしれません。

使用条件

標準装備（無料版でも使用可能）

管理者権限が必要（権限設定によって可能の場合と不可能な場合があります）

チャンネル削除方法（2つの方法）

チャンネルに参加している場合

1. チャンネル名をクリックします。するとポップアップが表示されます。

2. [設定]をクリックします。

3. [このチャンネルを削除]をクリックします。

4. 指示が表示されます。メッセージを削除する予定がある場合は、[□ はい、このチャンネルを完全に削除します]をチェックして、[チャンネルを削除]をクリックします。（メッセージを保存する場合は、[キャンセル]をクリックします）

5. 完了

チャンネルに参加していない場合

1. [チャンネル]にマウスオーバーして、[3つのドットのボタン]を探してクリックし、[チャンネルを閲覧]ボタンを探してクリックします。

2. 削除したいチャンネルにマウスオーバーすると、[表示]ボタンが表示されます。このボタンをクリックします。

3. チャンネルの会話内容が表示されます。下部の[詳細]ボタンをクリックします。

（ここからは、チャンネルに参加している場合と同じです。）

4. ポップアップが表示されたら、[設定]をクリックします。

5. [このチャンネルを削除]をクリックします。

6. 指示が表示されます。メッセージを削除する予定がある場合は、[□ はい、このチャンネルを完全に削除します]をチェックして、[チャンネルを削除]をクリックします。（メッセージを保存する場合は、[キャンセル]をクリックします）

7. 完了

その他の注意事項

• チャンネルを削除しても、そのチャンネルにアップロードされたファイル（zip、pptx、写真ファイルなど）は削除されません。
• チャンネルの削除は、永続的に行われますので、もしメッセージを保存する予定がある場合は、[すべてのユーザーのためにこのチャンネルを保存]を選択してください。
• あれ？おかしいな？[このチャンネルを削除]が表示されないんだけど？という場合は、権限がありません！
  • もう1つ、別のケースがあります。最初にチャンネルを作成したときに作成されるすべてのユーザーが必ず参加する「パブリックチャンネル」の場合があります。（ワークスペースの作成後に名前を変更できるので、別の名前で使用している可能性もあります。）すべてのユーザーがこのチャンネルに参加することが義務付けられています。このチャンネルは削除できません。通常、「お知らせ」チャンネルとして運用されています。
  • お知らせチャンネルの詳細については、別の記事で説明しています。