コラボレーションツール、Slackで、迅速な絵文字返信

社内メッセージングツールとして使用されるSlackで、絵文字を使用して迅速に返信する方法です。

Slackは、カカオトークのように、発言を読んだことが分かるように、数字が減ったりはしません。

カカオトークは1対1の会話から始まったため、非常に当たり前のことですが、Slackは社内メッセージングツールとして会社で使用されるため、複数の人が使用します。 会社員が50人いれば50人表示され、200人いれば200人表示されますが、実際には業務当事者である数人しか読まないのに、数字が表示されるのは意味のない機能なのです。

そうすると、相手が読んだかどうか分かりません… 業務は早く処理しなければならないのに、逆に業務効率が下がる可能性がありますね。 そこで、絵文字機能が存在します。

使用目的

• 相手へのメッセージに、早く簡単に絵文字を使って返信の意味を伝えるためです。
• よく使う絵文字を登録しておけば、さらに早く伝えることができます。

使用例

• 業務依頼があった場合、「既読」絵文字を送信すれば、相手が既読したことを速やかに認識することができます。
• 簡単な業務確認依頼時に「完了」絵文字を送信すれば、相手が完了したことを確認できます。
• 完了処理のメッセージ時に、「ありがとう」絵文字や「お疲れ様」絵文字を使用すれば、簡単に挨拶を交わすことができます。

※ 一般的に最も多く使用されている絵文字は、「了解」と「既読」です。

• 「了解」を使ってタイピングせずに返信し、「既読」を使って、相手に対して既読したことを知らせます。

使用条件

基本機能（無料版でも利用可能）

使用方法

1. 相手の文章にマウスを合わせます。

2. 文章の右上にウィンドウが表示されます。

3. 当該ウィンドウの左側の[絵文字の絵(=反応を追加)]を押します。

• 絵文字を素早く送りたい場合は、3つの絵文字を登録して使用してください。

4. 絵文字リストから選択して押すと完了です。

迅速な絵文字活用のための「ワンクリック反応」設定方法（自分だけ変更）

要約 : [設定] → [メッセージとメディア] → [絵文字]で[メッセージでワンクリック反応を表示]をチェックして有効化します。

1. 左上のSlack部屋の名前をクリックします。

• Slack部屋とは、Slackのワークスペースの名前です。（「Slack部屋」は正式名称ではありません）
• 招待、チャンネルの作成、設定、設定と管理などのメニューが表示されます。

2. [設定]をクリックします。

3. [メッセージとメディア]をクリックします。

4. [絵文字]領域までスクロールダウンして確認します。

• メッセージでワンクリック反応を表示 [チェック]
• カスタマイズをクリックして、よく使う予定の絵文字を設定します。

迅速な絵文字活用のための「ワンクリック反応」設定方法（全体変更=デフォルト値変更）

要約 : [設定と管理] → [ワークスペース設定] → 左から6番目くらいの[カスタマイズ]で修正します。

1. Slackワークスペースの名前をクリックします。

2. [設定と管理]にマウスオーバーした後、リストの一番上に[XXXXXカスタマイズ]をクリックします。（会社によって名前が異なります）

3. ウェブページが表示されます。

4. 絵文字領域が表示されるので、ここで絵文字を修正します。

すると、Slackワークスペースを利用しているユーザーのデフォルトの絵文字設定値が変更されます。

その他参考事項

• 必要な絵文字は作成して追加する必要があります。
• 絵文字はGIF画像も使用できるので、状況に応じてGIF画像を追加することもできます。
• ワークフロービルダーを使用すれば、絵文字を押したときに返信が出せるようになります。
• Slackに追加する絵文字の作成方法については、別の記事でご確認ください。